築33年のマンションをスケルトンリフォーム。
水廻りの刷新と、リビングを明るくしたいというご要望をうけてのリフォームです。
楽器を演奏される奥様のために、防音室も設けました。
その空間に置かれるモノが引き立つよう、シンプルモダンにまとめています。
リフォーム事例詳細
築33年の「マンション」の全面リフォームを決めたN様。
外光が届かず薄暗かったリビングを光の差し込む窓際へ移動し、奥に和室を配置しました。和室の引き戸をフルオープンにすれば、和室がリビング・ダイニングの空間の一部となってさらに空間が広がる設計となっています。
築33年の外観からは想像もつかない、モダンで明るく風通しの良い、開放感が満喫できる空間に仕上がりました。
<リフォーム箇所>
全て(スケルトンリフォーム)
<施工データ>
- 建物構造・種別:
- RC造(マンション)
- 築年数:
- 33年
- 工事面積:
- 64.8平方メートル
- 工事期間:
- 1ヶ月
- リフォーム費用:
- 約510万円
POINT 1:シンプルモダンな明るいリビング・ダイニング
奥様一番のお気に入りの場所だというリビングは、白とダークブラウンを基調にした「シンプルモダン」な空間。リビング奥の壁面や和室の木枠部分はダークブラウンにし、シックなデザインに仕上げています。
POINT 2:収納力UPの畳下収納
収納が足りなくなりがちなマンションですが、和室空間を小上がりにし、その下を収納スペースにしていますので、広さは変わらず収納力は大幅にUPしています。リビング側は引き出し式、奥側は畳を上げて上から入れる収納となっています。小上がりは収納としてだけではなく、腰掛代わりやちょっと横になったりと、とても重宝します。
POINT 3:さわやかなキッチン空間
じめじめと湿気がこもり暗かったキッチンはダイニング側を開放し、光と風の入り込むさわやかな空間に大変貌しました。奥様の家事動線を考慮し、廊下側にも開口部を設けて洗面・トイレへの移動もらくらくです。 据えられているシステムキッチン以外のスペースにも、端までぴっちりと造り付け収納が設けられています!
POINT 4:防音ルーム
演奏家でもある奥様のために、ご自宅でも楽器の練習が出来るようにと洋室を防音室としました。防音性能をアップするために、少し壁に厚みをもたせて天井と壁のすべてに厚さ50mmのロックウールを充填。窓も内窓を取り付けて二重窓にすることで防音性を増しました。壁の一面には色も質感も他とは異なるクロスを用いて、空間を引き締めています。